勉強法

集中力は自分でコントロールする!!集中力を高める本3選を紹介します【ヤバい集中力他】

集中力が持たない…集中力のある人はどんなことをしているんだろう?

こんな疑問にぴったりな本を紹介します。

 

仕事や勉強をする上で集中している状態かそうでないかではパフォーマンスに大きな差が出ます。

では集中力を自分でコントロールできたらどうでしょうか。

 

本記事では、集中力について取り上げている本のうち、抽象的で難しいものを省いて

より実践的な取り組みやすいものを3つ厳選して紹介していきます。

 

ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45

Amazonでベストセラーの『最高の体調』の著者である、鈴木祐氏の著書。

10万本の科学論文を読破した経験から最新の研究データに基づいたロジカルで分かりやすい内容です。

  • 読みやすさ  :★★★★☆
  • 視点の新しさ :★★★★☆
  • 取り入れやすさ:★★★★☆
  • 面白さ    :★★★★★
  • 対象     :万人向け

 

集中力は単一の能力ではない

本書では、集中力は単一の能力ではなく、

 

例えば何かの作業をどのように進めていくかという"計画力"や、

それに対してやる気を出して取り組むための"モチベーション管理能力"

 

さらには、実際に作業をしている中で、その作業に意識を向け続ける"注意の維持力"など様々な複合的な能力であるとしています。

 

獣と調教師

そこで、この複合的な能力を理解するために、

人間の"本能"と"理性"という2つの要素を"獣"と"調教師"と比喩的に表現して集中力との関連性を深掘りしていきます。

獣には以下のような特性があります、

  • 難しいものを嫌う
  • あらゆる刺激に反応してしまう
  • 非常に強い力を持っている。

つまり、人間の本能的に難しいものに対して集中力を発揮しにくく、さらに注意力が散漫になりやすいのが前提と言えますね。

調教師には以下のような特性があります。

  • 論理的である
  • エネルギー消費量が多い
  • 力が弱い

この獣と調教師の特性から、人間の「集中力」には、前提として以下の点を理解すべきということになります。

  1. 調教師は獣に勝てない
  2. 集中が得意な人などいない
  3. 獣を上手く扱えば強い力が得られる

本書で語られる獣の取り扱い方と調教師の鍛え方

集中力を高めるために、"獣"をコントロールする方法と"調教師"を鍛える以下のような方法を本書では知ることができます。

  • 獣に栄養を与える正しい食事法
  • 獣をコントロールする計画術
  • 獣を導く儀式
  • 調教師を鍛えるイメージ
  • 調教師を強くする休み方...etc

(実は、ライフハック45個全てをAmazonの商品ページから目次で見ることができます!!)

"集中力"は一朝一夕で高まる物ではありませんが、どのように鍛えればいいのか?といった視点がわかる本です。

kindle版の方が安いのでオススメです。

 

集中力 パフォーマンスを300倍にする働き方

時間を忘れるほどの集中、『フロー体験』を経験したことがある人も少なくないはず。

 

あの高揚感は、人に自己肯定感を与え、ひいては幸せを感じさせてくれます。本書はそんな集中について調査し、

集中できる環境を提供している株式会社Think Labの取締役 井上一鷹氏の著書です。

  • 読みやすさ  :★★★★☆
  • 視点の新しさ :★★★☆☆
  • 取り入れやすさ:★★★★★
  • 面白さ    :★★★★☆
  • 対象     :社会人向け

 

月曜日と金曜日は集中力が低下しやすい

集中力の高め方は、時間・場所・場合で人それぞれ異なります。

例えば、多くの人は月曜日と金曜日の集中力が低下する傾向にある一方で、集中できる時間については、個々人で多くの場合違ってきます。

  • 朝に強いけれど、夕方には集中が下がり始める人
  • 午後にかけて集中が上がっていく人

時間だけではなく場所においても、

  • カフェなど雑音が多少ある場所
  • 全く音がしないコワーキングスペース

などなど、集中できる場所も人によります。

働きたい場所で働けるとは限らない

とはいえ、集中できるタイミングや曜日、場所で働けるとは限りませんよね。

 

そこで、本書ではその日に行うべきことに優先順位をつけて、集中しやすい時間や曜日などに割り振っていくことを推奨しています。

また、場所と頭の使い方の種類を紐付け、場所ごとにやることを決めておくことで、

より集中し物事に取り組むことができます。

25個の集中メソッド

簡単に紹介した環境に関する集中メソッドだけでなく、本書では、

  1. 視覚hack
  2. 嗅覚hack
  3. 光マネジメント...etc

などなど、すぐに取り入れることができるデータに基づく環境の作り方などが紹介されています。

在宅勤務などによって、いろいろな場所で働くことが増えた近年の状況において、

自宅に集中できる環境を作ることで、パフォーマンスを大きく上げることができますね。

 

食生活偏ってない..?

在宅勤務続きで栄養偏っていませんか?完全食が最強です。

東大集中力 やりたくないことも最速で終わらせる

本書は現役東大生で、18万部のベストセラーとなった『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』の著者である、

西岡壱誠氏が集中力に焦点を当て書かれたものです。

  • 読みやすさ  :★★★★★
  • 視点の新しさ :★★★☆☆
  • 取り入れやすさ:★★★★☆
  • 面白さ    :★★★★☆
  • 対象     :学生向け

 

好きなことじゃなきゃ集中できないは間違い

真の集中は、「頑張らない集中」のことで、我慢をせず自然と集中している状態を指します。

 

例えば、自分が好きなことをしている時。気づくと時間が一気に過ぎていることはよくありますよね。

まさにそのような状態が"真の集中"なのです。

 

では好きなものしか集中できないのか?

この疑問に本書の著者はNOと答え、「前のめり」になれば集中を得られると答えています。

 

前のめりって?

「前のめり」とは、物事に対し、能動的になること。

講義を受ける時や問題を解く時、本を読む時など受身的になってしまうと集中からは一気に遠ざかってしまいます。

もちろん好きなものに対しては能動的になりやすいですが、そうでなくても積極的に取り組む姿勢こそが集中を生む要因となります。

 

「前のめり」になるにはいくつか条件がある

集中は物事に没頭している状態…つまり「1つの物事しか考えられない状態」とも言えます。

 

そのため、「前のめり」になり集中するには、目標を明確化する必要があります。

例えば、「とりあえず頑張る」、「あれもこれも同時に進める」などは集中しにくくなってしまうのです。

他にも、

 

  1. 納得感をもって取り組む
  2. 数字を1つ決める
  3. とにかくアウトプットする
  4. アウトプットを見える化する...etc

などなど、「前のめり」になる方法を具体的な例を用いて紹介しています。

集中できていたかどうかをチェックする

アウトプットを分析することで、自分が本当に集中して取り組めていたかをチェックすることができます。

また、それに加えて、自分がどのような場合に集中できるのかも明らかになっていきます。

  • 慎重派か行動派か
  • 努力型か効率型か
  • 右脳タイプか左脳タイプか

の組み合わせ8通りに分類し、タイプ別の特性を自分に当てはめて知ることができ、

どんな行動をとれば集中できるのかまで知ることができるようになっています。

 

集中を客観的に見ていく、東大生のロジカルな考え方は一読の価値ありです。

勉強法が学べるおすすめの本3選【自分にあった本を選ぼう】

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集中力を高めるためのおすすめの本まとめ

本記事で紹介した記事はこちらの3冊。

 

  • ヤバい集中力
  • 集中力
  • 東大集中力

いずれも、本能や環境、取り組み方など異なった切り口から集中力について触れている読み応えのある本でした。

 

しかし、当ブログやAmazonのレビューのみでは、

『読んでも微妙な本かもしれない...』

と不安な方は、flierという本の要約サービスでまず内容をざっくりと知るというのもアリです。

 

本を読みたいけれどまとまった時間がない社会人には強い味方になります。ラインナップも話題の本ばかりで毎日追加されるので隙間時間が捗りますよ。

本記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

また、集中力だけでなく、勉強法についても知ることでより効率的に勉強を進めることができます。

学生や受験生は以下の記事も見てみてください。

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